浮気調査はなぜ高い?
調査料金が高くなる大きな要素は、業務の特質と言えます。
他の業界と比べると分かりやすいと思いますが、まず調査業務の特質をあげると、複数のスタッフが一つの調査に携わらなければならないという部分があります。
調査員ひとりが行える調査には限りがあります。
物理的な問題としては、出入り口が二ヶ所ある建物は、最低二名で張り込む必要があるなどです。
また、調査員の実務時間は対象者の動きに左右され、終了時間のめどがたたないと言う部分がり、一日に多数の調査を行うことが出来ません。
例えば、夫が浮気相手とメールのやり取りを行い「次の休みは朝から会おう。休日出勤と嘘をつくから夜まで一緒にいられる」と言った情報を妻が入手できたとします。
それを受けて、調査員が朝から張り込みを行っていても、夫が浮気相手と会う気配が無い。
それどころか、夫は妻に「買い物に行こう」「今日の夕飯は?」などと言い始めたので、昼前に調査終了となる。後日妻が夫の携帯を確認したところ、浮気相手に急用が出来て会えなくなったことが分かった。
上記のようなケースは良くあることですが、事前情報から当日の調査に参加するスタッフのスケジュールは朝から夜まで確保しておく必要があります。
結果として昼前に調査が終了したと言っても、では次の調査と都合よくいく事はなかなかありません。
調査業に対して、ファーストフードなどの飲食業の場合だと、同時並行で複数の来客を対応でき、また、回転率も良いので一日に何組も対応できるわけです。
一日に多数の来客があるので、客単価を下げて薄利多売を目指すことも可能な業界です。
もし、調査業務も、ひとつのチームが同時に幾つかの調査を掛け持つことができ、一日に複数の調査をおこなえるのであれば、調査費用を安くすることができますが、業務の特質から現実問題として無理なのです。
飲食業でも出張懐石などのケータリングサービスは、調査業に似ていると言えます。
職人自身がお客様の自宅などに向かうので、必然的に一組しか対応できません。
また、料理の内容やお客様が多数いる場合などは、複数の職人が一定時間拘束されることになります。
店舗で営業していれば複数の来客に対応できますが、ケータリングの場合は一組限定のサービスとなるので必然的に費用も高額になります。
別の視点で似ている部分は、需要時間がある程度限定されるという部分です。
飲食業のランチタイムやディナータイムと言った具合に、人が食事をする時間が絞られてくるように、浮気調査の時間もある程度限定されてきます。
対象者の状況によりある程度幅があるものの、勤務日の平日は退勤後、休日前は夜帯、休日は日中と言った形です。
上記のように、飲食業であれば、経営方針などで料金をコントロールすることができますが、調査業は業務の特質上料金のコントロールに限界があるので、他の業界と比べると高額に捉えられる事が多いです。
調査業はお客様が店舗に足を運んで食べるファーストフードではなく、ホームパーティーなどお客様のニーズに合わせ料理人が腕を振るうケータリングをイメージしていただければ、料金設定をご理解いただけると思いますがいかがでしょうか?